FreeBSD4.7R インストールメモ

はじめに

1997年に購入したPCはCPUがAMDのK6(200MHz)でしたので、FreeBSD4.5Rでmozillaを動かすのがつらく、mozillaとrealplayerが同時に動かない(どちらかがcoreを吐いて止まる)という状況になっていました。
ともかくパソコンを新しくしようということでパソコン屋さんに行くと4万円でAthlonXP1700+のPCが売っていましたので買ってきました。2003年1月4日でした。

というスペックです。今時DDRでないメモリーなんてという意見もあるでしょうが、DDRは値段が倍以上違いましたので、とにかくメモリーは最大まで増設しようと思っていますので安いのに越したことはない という判断です。
購入してからわかったのは

ということですが、良くわからないけど何とかなるでしょう。

このメモはインストール手順書では有りません。単に私専用のメモ書きです。
デフォルトでうまく行かなかったところや、手動で設定しなくてはならないけれど設定方法を覚えてられないような点のみメモしていると思って下さい。
ちなみに、私はウインドウマネージャにfvwm2を使用しています。高度にGUI化された環境を作ろうというのではなく、自分のHPを作れて、適当にwebを眺められて、音楽も聞ける・・・という程度を狙っています。また、PCが2台になりましたので、ネットワークで遊べたらいいなと思っています。

インストール用メディア

FreeBSDのサイトisoイメージからCD-Rを作成(既に古いバージョンになったため4.7Rのリンクは切れています。isoイメージの在処にリンク)。
Disc1,Disc3,Disc4の3枚作りましたが、Disc1だけで良かったかも。

スライス

MS-DOSで言う所のパーテーションの設定。
マザーボードのBIOSのアップデートにはDOSがいりそうなので、一応DOSの領域も確保しておく。

  ad0s1 DOS: 6GB
  ad0s1 Red HatのBOOT: 容量不明
  ad0s3 FreeBSD: 16GB
  ad0s4 Red Hat: 16GB

という見当で分割。

パーテーション

FreeBSDで言う所のパーテーションの設定。
自動設定を使用。

  ad0s3a /
  ad0s3b swap
  ad0s3e /var
  ad0s3f /tmp
  ad0s3g /usr

ディスクのマウント情報はdfコマンドで確認可能
/etc/fstabファイルで設定可能

カスタムインストール

インストールしたものは・・・

portsは後で入れた。

インストール直後の設定

-> グループ(family)
   ユーザー(Group: family, Member group: wheel)

console -> キーボードを設定。
time zone
mouse(設定しなくても良いかも)
networking -> rl0 Realtek8139

   Host xxxx.xxxx.jp
   IPv4 192.168.xxx.xxx

XFree86の設定は後で行なった。

telnetを使いたい

/etc/hostsにアクセスしたいPCのIPアドレスを設定
192.168.xxx.xxx yyyy

ホスト側のPCでは

/etc/rc.conf
  hostname="yyyy.yyyy.jp"
  ifconfig_sis0="inet 192.168.xxx.xxx netmask 255.255.255.0"
/etc/inetd.conf
  telnet	stream	tcp	nowait	root	/usr/libexec/telnetd	telnetd
(コメントを外す)

でもtelnetってセキュアではなさそうなのでsshにでも乗り換える予定。

XFree86

/stand/sysinstallから設定可能
/usr/X11R6/lib/X11/XF86Config
グラフィックス:

モニタ:

設定後 何かエラーが出ているようだがstartxしたら動いたような記憶が。
Section "Screen"の
DefaultDepth 24
くらいは設定したかも。
24BPPならば1280x1024も目立った問題は出ず。
16BPPでは1280x1024はマウスを動かすたびに画面にノイズが出た。

ADSL

電力系の会社からNTT不適合を食らったので、値段の高いフレッツ
当時NTTの回線情報検索で線路長3.5km 損失78dBという信じられないような数字が出ていたためと思われる。最近は損失は41dB程度と表示されるようになった。
一応1Mbps程度は出ている模様。
で、FreeBSDでの設定ですが。
UNIX USER誌の2001年7月号 P56〜を参考に設定。
読み込み済のモジュールの確認: kldstat
ng_pppoe.koの読み込み: kldload ng_pppoe
-> 起動時に読み込むようにするには
/boot/loader.conf

  ng_pppoe_load="YES"

/etc/ppp/ppp.conf

  default:
  set device PPPoE:rl0
  set speed sync
  set mru 1454
  set mtu 1454
  set ctsrts off
  set authname ユーザー名@ドメイン
  set authkey パスワード
  enable lgr
  set log phase tun
  add default HISADDR
  enable dns

APM

shutdown -p nowで電源を切りたかったので。
/etc/rc.conf

  apm_enable="YES"

/boot/kernel.conf

  enable apm

サウンド

/boot/loader.conf

  snd_via82c686_load="YES"

wnnを使う

私の持ってる入門書はcannaなので、wnnはよくわからずはまった。
tamagoを入れるとemacsで使えるようになるらしい。

時計合わせ

rootで
ntpdate 133.100.9.2

ネットワーク経由でXを使う

Xサーバー側(手元のPC)
startx -listen_tcp
xhost +xxxx
Xクライアント側(遠くのPC)
setenv DISPLAY yyyy:0.0
(cshです)

packages

いろいろ入れた

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