さんぽの記録

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電車で富士山を一周

8月1日に木崎湖に行ったとき、甲府からJR東海の電車が出ているのを見かけまして、その場でググったら身延線。
「ゆるキャン△」は学校などの日常で云々という物語ではなく、どちらかというと旅アニメだと思っているので、いわゆる聖地巡礼的な意味では興味が無かったのですが、身延線って富士山が良く見えるんじゃないかな?という興味から、身延線に乗ってこようかな、という発想に至りました。
事前にググったところ、身延線って静岡県内の富士宮以南しか富士山が見えないそうで、ここで既に目的が何だかわからなくなっているのですが、部屋に籠って特別なことが何もないまま一日が過ぎていくよりも、涼しい電車の中でタブレット端末で新聞を読んで一日を過ごすのも悪くないかな、というわけのわからない理屈で決行することに。

中央線で甲府に出て、甲府から富士川に沿って静岡の方に抜ける身延線の7時15分発の富士行きで南下。近くの山に邪魔されて富士山は見えませんが富士川の景色はきれいです。
「ゆるキャン△」の学校は甲斐常葉近くだそうですが、下車すると次の電車まで1時間半待ちらしく、他に何もなさそうな場所でそんなに時間を過ごせる気がしないということで甲斐常葉はスルー。
一方、身延駅は特急待ち合わせのため30分停車ということで、「ゆるキャン△」でもみのぶ饅頭を食べた場所として有名ですので途中下車することに。午前9時前ですが日差しが痛い感じ。さんぽは止めといたほうが賢明な天候です。「ゆるキャン△」ののぼり旗を見かけたので写真を撮ったり、駅付近をちょっと見て歩いて電車に戻りました。
身延駅近くから見た富士川の写真
電車に戻って写真をチェックしてたらさっきの「ゆるキャン△」ののぼり旗に「山梨銘菓 しまりんだんご」とかいう不穏な文字を発見。写真を撮るときには気が付かなかったよ。気が付いていたら商品パッケージもチェックしてきたのに。それにしても、本当に身延線からは富士山見えないんですね。「ゆるキャン△」でなでしこが本栖湖まで富士山を見に行くのもなるほどという感じ。内船から自転車ではちょっと遠すぎないかい?って気はするけれど。

静岡県に入り、富士宮まで来ると富士山が見えるそうです。富士宮で下車。特に何も知らないままgoogle mapを見ながら行き当たりばったりで富士山世界遺産センターというところに。
富士宮。富士山世界遺産センターの写真
COVID-19のせいで入場の条件が面倒っぽかったので中には入りませんでしたが、建物のデザインは逆さ富士を狙ったんですね。
富士山世界遺産センター逆さ富士の写真
富士山を祀った神社もあります。富士山本宮浅間大社。
富士山本宮浅間大社の写真
神社横の湧玉池の水は富士山の伏流水らしいです。冷たくて気持ちがいい水です。
富士山本宮浅間大社の湧玉池の写真
富士宮からは富士の裾野から頂上まで見れるポイントがあるようですが、天気に恵まれず、富士山は雲のむこう。頂上が見えただけ良かったって事にしておきます。
富士山は頂上だけ
その後東海道線で戻る途中で藤沢から寄り道して新しくなった片瀬江ノ島駅を見てきました。建て替える前の駅舎、行ったこと無かったんですよね。まあ新しい駅舎は拝めたので良かった。
新しい小田急片瀬江ノ島駅
駅の改札内には生きたクラゲの水槽があります。駅の外から見える水槽らしいものはテレビ(?)のディスプレイですね。一瞬、こっちも水槽?と思いましたが、近づいたらディスプレイでした・・・。
寄り道しながらだいたい12時間くらいで一周。
身延線は富士川の景色がなかなか良かったので新聞とか読めず。東海道線では睡魔に勝てずこれまた新聞が読めず、結局新聞を読むという建前は全く達成できなかったのでした。

2020年08月13日 さんぽの記録

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